家主と不動産屋とのよくあるトラブルと解決策【賃貸経営の失敗を防ぐポイント】
はいどうも!!リブスペースのブロガー奥谷です。
賃貸経営において、家主(オーナー)と不動産会社(管理会社・仲介業者)との間でトラブルが発生することは少なくありません。不動産会社は家主の賃貸経営をサポートするパートナーですが、対応が悪かったり、管理業務に不備があったりすると大きな問題へと発展することもあります。
本記事では、家主と不動産会社の間でよくあるトラブルを詳しく解説し、その原因や解決策、そして未然に防ぐためのポイントを紹介します。賃貸経営をスムーズに進めるための参考にしてください。
【1. 家賃回収に関するトラブル】
トラブルの内容
• 家賃滞納が発生しても不動産会社が対応してくれない
• 保証会社の審査が甘く、滞納者が増えてしまう
• 家賃の入金遅延や誤入金が頻発する
• 契約時に説明された回収手続きと実際の対応が違う
原因
• 不動産会社の管理体制が甘い
• 滞納者への対応が遅れることで未回収が長期化する
• 保証会社の審査基準が緩いため、トラブルのある入居者を受け入れてしまう
• 家賃回収のシステムや担当者の不手際
解決策
• 保証会社の利用を義務化し、支払い能力の低い入居者を避ける
• 管理会社の対応を定期的にチェックし、対応が遅い場合は管理会社の変更を検討
• 家賃回収の報告を定期的に求める(毎月の明細書や滞納者リストの提出)
• 入居者の審査基準を明確にする(管理会社に厳しい基準を設定する)
【2. 原状回復・修繕費に関するトラブル】
トラブルの内容
• 退去後の修繕費が予想以上に高額
• 修繕の必要がない部分まで請求される
• 原状回復の基準が不明確
• 管理会社が修繕の見積もりを勝手に決める
原因
• 管理会社が業者と癒着し、必要以上の修繕を行っている
• 原状回復費用のルールを家主が知らないため、不当な請求を受ける
• 家主が修繕の進捗を把握しておらず、無駄な費用が発生している
解決策
• 修繕費の相場を把握し、複数業者から見積もりを取る
• 国土交通省の「原状回復ガイドライン」を参考にする
• 契約時に原状回復のルールを明確に決める
• 管理会社に修繕の詳細な報告書を提出させる
• 不透明な修繕費の請求があれば、管理会社を変更する
【3. 入居者対応に関するトラブル】
トラブルの内容
• 管理会社がクレーム対応をしてくれない
• 騒音トラブルやゴミ出しマナー違反の苦情が多い
• 入居者の対応が遅く、トラブルが悪化する
• 管理会社の対応が一方的で、家主の意向が無視される
原因
• 管理会社の入居者対応能力が低い
• トラブル対応のルールが明確に決まっていない
• 家主と管理会社の間で情報共有が不足している
解決策
• 管理会社とトラブル対応の流れを事前に決めておく
• 管理会社の対応履歴を定期的に確認する
• クレームが多い場合は管理会社を変更する
• 家主自身も入居者の状況を把握し、管理会社と連携する
【4. 退去時のトラブル】
トラブルの内容
• 管理会社が入居者と退去立ち会いをせず、後から修繕費を請求
• 敷金精算が適切に行われず、トラブルになる
• 退去後の室内確認が不十分で、損傷が見落とされる
原因
• 退去時のチェック体制が不十分
• 敷金精算の基準があいまい
• 家主が退去時の状況を把握していない
解決策
• 退去時には家主も立ち会う
• 敷金精算のルールを契約時に明確にする
• 退去後の室内を写真や動画で記録する
• 修繕費用の見積もりを適正に管理する
【5. 管理委託契約に関するトラブル】
トラブルの内容
• 契約時の説明と実際のサービスが異なる
• 管理手数料が高額なのに対応が悪い
• 契約解除を申し出ると違約金を請求される
原因
• 契約内容が不透明で、家主が細かい条件を把握していない
• 不動産会社が契約解除を防ぐため、違約金を高く設定している
解決策
• 管理委託契約の内容を事前にしっかり確認
• 契約解除の条件を明確にしておく
• 管理会社の対応が悪い場合は契約の見直しを検討
【6. 仲介業者とのトラブル】
トラブルの内容
• 仲介業者が家主の意向を無視して勝手に契約を進める
• 契約後に条件の違う入居者が入ってしまう
• 募集条件を適切に管理してくれない
原因
• 仲介業者が入居者を早く決めることを優先し、家主の意向を無視する
• 募集条件が明確に伝わっていない
解決策
• 仲介業者と定期的に打ち合わせを行う
• 募集条件を文書で明確に伝える
• 家主自身も募集状況をチェックする
【まとめ】家主がトラブルを防ぐためのポイント
1. 管理会社・仲介業者の対応を定期的にチェックする
2. 契約内容をしっかり確認し、不明点は質問する
3. 修繕や家賃回収のルールを明確にする
4. 不透明な費用請求には複数の業者から見積もりを取る
5. トラブル対応のフローを事前に決めておく
6. 対応が悪い場合は管理会社を変更することも視野に入れる
家主と不動産会社の関係がうまくいけば、賃貸経営はスムーズに進みます。トラブルを未然に防ぐためにも、しっかりとした管理体制を築き、適切な業者を選ぶことが重要です。
弊社はお客様のさまざまなニーズにお応えできるようこれから全力で頑張ってまいります(^○^)
そのためには皆様の信頼や色んな方からのご指導をいただけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
皆様(売主様・買主様・貸主様・借主様)の新しい生活のスタートをリブスペースは全力でサポートさせていただきます。
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