不動産投資でも注目度の高いペット可物件のメリット・デメリット
不動産投資するうえで、選択肢の1つとして注目されているペット可物件。
ペットブームが続く今、ペット可物件に不動産投資したいとお考えの方も多いと思います。
そこで今回はこれから不動産投資をはじめようとご検討中の方に向け、ペット可物件を選ぶメリット・デメリットと、ペット可物件を管理するうえで覚えておきたいポイントをご紹介。
ペット可物件への不動産投資にご興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
不動産投資で注目度の高いペット可物件のメリットとは?
イヌやネコをはじめ生活をともにするペットは、毎日の暮らしに癒しとうるおいを与えてくれる存在。
ペットを飼うのは一戸建てに住む人やファミリー層が多いイメージがありますが、最近では賃貸物件でペットと暮らす単身者も珍しくありません。
実際にこれからペットと暮らしたいと思っている人も多く、「ペットを飼いたいけれど今の賃貸マンションでは飼育が禁止されている」といった悩みを持って、新しく賃貸物件を探す方も。
不動産投資の世界でも、こうしたニーズを受けてペット可物件が注目され、新築でも中古でも、ペット可物件が増えている印象があります。
ただし、賃貸物件でペットと暮らしたいというニーズに対して、ペット可物件の数が足りていないのが現状。
そうした背景から、ペット可物件に不動産投資するメリットは以下のようなものが考えられます。
メリット①入居率の上昇が見込める
上記で述べたとおり、賃貸物件でペットを飼いたいと思っている人が多いのに対し、まだまだペット可物件は貴重な存在。
多少、不便な立地であってもペット可物件であれば他の物件との差別化が図れ、おのずと入居率の向上が望めます。
メリット②家賃を高めに設定できる
ペット可物件はまだまだ希少性が高く、入居希望者が多いため同じ条件のペット不可物件より高めの家賃が設定できます。
メリット③敷金・礼金を高めに設定できる
ペット可物件では、敷金や礼金を通常より高めに設定できます。
必要であれば退去時のクリーニングやリフォーム代として保証金を設定することも可能です。
メリット④入居期間が長期化しやすい
ペット可物件が希少なため、ペットを連れての引っ越しはなかなか難しいのが現状。
そのため一度住みはじめた物件に長期間、住みつづける入居者が多くなります。
またネコなどの動物は頻繁に住む場所を替えることを好まないため、ペットのことを考えて、できるだけ同じ場所に長く住みたいと考える入居者さんも少なくありません。
入居者が変わらないということは家賃の下落もしづらく、安定した収益が見込めるというのも大きなメリットです。
不動産投資で注目度の高いペット可物件のデメリットとは?
上記のようにメリットの多いペット可物件ですが、もちろんデメリットもあります。
ここでは不動産投資におけるリスク回避にもつながる、知っておくべきペット可物件のデメリットを挙げてみましょう。
デメリット①通常より原状回復の費用が高額になりやすい
ペットを飼っていると、いくら気をつけていても壁や床、柱などにキズを付けたり、ニオイが染みついたりする場合があります。
なかには配水管にペットの毛が詰まってしまうという問題が発生することも。
キズや汚れ、ニオイなどの程度にもよりますが、入居者が退去後、全面リフォームが必要になることもあるため高額な費用がかかる可能性があります。
デメリット②入居者間のトラブルが発生する可能性がある
ペットの鳴き声やニオイは、飼い主以外にとって不快に感じられることも多く、隣人などとのトラブルに発展することもあります。
とくに途中からペット可物件に変更した賃貸物件では、そうしたトラブルが起こりがち。
すでに入居者のいる賃貸物件を途中からペット可物件にする場合は、注意が必要です。
デメリット③初期費用が通常より高額になる可能性がある
より快適でペットにとって住みやすい物件にするため、コンセントの位置を高めに設定したり、ペット用の出入り口を設置したり、キズに強いクロスや床材を使ったり…。
ペット可物件として魅力的なものにするためには、リフォームなどの初期費用が高額になることが考えられます。
デメリット④入居者となるターゲットが限られる
ペット可物件はペットを飼っている人や飼いたいと思っている人にはとても魅力的な物件ですが、一方ではそれ以外の人の物件探しでは対象外に。
より多くの人に興味を持ってもらいたいと思う物件では、デメリットとなる場合もあります。
不動産投資で注目度の高いペット可物件を管理するうえで大切なポイントとは?
ペット可物件に不動産投資する場合、メリットもデメリットもあることが分かりました。
ここではペット可物件を実際に購入し、管理する際に覚えておきたいポイントをご紹介しましょう。
上記で挙げたデメリットをカバーする方法ともなりますので、不動産投資でペット可物件を検討される際にはぜひ参考にしてみてください。
ポイント①ペット可物件ならではのアピールポイントや環境をつくる
ペット可物件を選ぶ人にとって、ペットが住みやすい環境であることはとても重要なポイントです。
最近ではマンション1棟すべてがペット仕様になっていて、エントランスなどに足洗い場やドッグラン、汚物処理のための設備やゴミ箱を備え付けた賃貸物件もあるほど。
たとえそこまで大がかりでなくとも、たとえばキズがつきにくい床材やペット対応のクロスを使っていてお手入れしやすいなどペットを飼いやすい環境は、飼い主さん本人にとってもありがたく、入居の大きな決め手になるでしょう。
ポイント②ペット可物件ならではの原状回復条件を取り決める
いざ契約する際は、入居者の退去時に原状回復を負担してもらう範囲を明確にしておくことも重要なポイントです。
退去後のハウスクリーニング費用をはじめ、場合によってはリフォーム費用などを負担してもらう条件なども明確に契約書に明記して取り決め、丁寧に説明のうえで合意を得ておくと安心です。
また入居が長期化する場合もあるので、入居前に双方立ち会いのもと現況の物件の状態を確認しておくのも忘れずに!
部屋の状態がひと目でわかるチェックシートを用意するなどの対応も、退去時のトラブルを避けるために有効なポイントです。
ポイント③ペット可物件ならではのルールづくりを徹底する
ペット可物件とはいえ、どんなペットを飼ってもOKというわけにはいきません。
物件の広さや造りなどを考慮し「イヌなら小型犬のみ」「ネコなら2匹まで」といった一定のルールを具体的に決めておくことが大切。
また入居者同士のトラブルを防ぎ、物件自体の価値を維持するためにも、「共用部分では抱き上げて移動する」「共用部分での排泄は禁止」といった細かいルールづくりも必要です。
まとめ
不動産投資の選択肢の1つとして見逃せないペット可物件のメリット・デメリット、管理するうえで覚えておきたいポイントはいかがでしたか?
入居希望者からのニーズが高く、まだまだ市場では希少価値の高いペット可物件は他の物件との差別化ポイントとしても◎!
「駅から少し遠い…」「築年数が経っている…」といった物件でも、ペット可という付加価値を付けることで不動産投資の利回りをアップすることも可能かもしれません。
これから不動産投資をお考えの方は、ペット可物件市場を視野に入れて物件探しをするのもおすすめですよ。
弊社はお客様のさまざまなニーズにお応えできるようこれから全力で頑張ってまいります(^○^)
そのためには皆様の信頼や色んな方からのご指導をいただけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
皆様(売主様・買主様・貸主様・借主様)の新しい生活のスタートをリブスペースは全力でサポートさせていただきます。ご不明な点・ご不安な点・ご不審な点があればなんでもご相談ください!!
住之江区・住吉区を中心に何処よりも早く情報をお届けできるよう頑張ります!
リブスペースでは大阪市内のマンション管理・アパート管理を下記の手数料で承ります
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1棟マンション管理・アパート管理:月額管理料3%
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(ご予算などがある場合はその都度ご相談させていただきます。)
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