アパート経営で導入できる宅配ボックスの種類や導入メリットと注意点
はいどうも!!リブスペースのブロガー奥谷です!!
アパート経営で、宅配ボックスの導入を検討する方が増えてきました。
入居者から支持率の高い宅配ボックスを導入することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
本稿では、アパート経営で宅配ボックスを導入するメリットと、宅配ボックスの種類と選び方、導入時の注意点まで解説します。
アパート経営で宅配ボックスを導入するメリット
まずは、アパート経営で宅配ボックスを導入するメリットを紹介します。
【宅配ボックスが入居者に与えるメリット】
アパート経営において、宅配ボックスの導入を検討するのは、入居者にメリットがあるからというのが大きな理由です。
近年、インターネットで買い物する人が増え、宅配ボックスの需要は高まっています。
宅配ボックスを導入すると、宅配業者は入居者が不在であっても、持ち帰ることなく荷物を預けておけるようになります。
入居者は、仕事や外出から帰ってから、好きな時間に荷物を受け取れるようになるので、宅配が届くまで家で待っている必要がありません。
不在通知が入っていて、再配達の連絡をして待つ煩わしさもなくなります。
入居者は、宅配ボックスが導入されることで、大きなメリットを得られるのです。
【宅配ボックスのあるアパートは入居率が上がる】
アパート経営をするうえで、入居者にメリットを与えることには大きな意味があります。
入居者のニーズが高い設備を用意すると、入居率が上がるためです。
これだけインターネットで買い物をし、宅配を利用する人が増えると、宅配ボックスがあるかどうかはアパートを選ぶときのキーポイントになります。
オートロックやモニター付きインターホンなどと同様に、宅配ボックスの有無が、入居の決め手になることもあるのです。
アパート経営をしていくうえでは、いかに空室率を下げ、入居率を上げるかが重要です。
宅配ボックスがあるだけで空室率が下がるのであれば、導入を検討する価値は、十分あるでしょう。
アパート経営で導入する宅配ボックスは機械式と電気制御式どちらがいい?
アパート経営で導入できる宅配ボックスには、機械式と電気制御式の2種類があります。
それぞれの特徴を紹介します。
【機械式宅配ボックスの特徴】
機械式の宅配ボックスは、配達員が荷物を入れてから、数字の暗証番号を設定するタイプで、ダイヤル式とも呼ばれます。
配達員は設定した暗証番号を不在票に記入して、アパートの受取人のポストに投函します。
受取人は、不在票に書かれた暗証番号を確認し、機械式宅配ボックスを操作して、荷物を受け取る仕組みです。
機械式は、アナログでダイヤル操作するだけなので、電気コストがかからないメリットがあります。
【電気制御式宅配ボックスの特徴】
電気制御式の宅配ボックスは、宅配ボックスに液晶パネルが備わっていて、電気制御されていることが特徴です。
電機制御式の宅配ボックスでは、配達員は、液晶パネルに表示される指示に従って操作し、ボックス内に荷物を入れます。
配達員は不在票に、宅配ボックスに預けたことを記し、受取人のポストに投函します。
受取人は、あらかじめ通知されている暗証番号を入力するか、部屋専用の磁気カードを使用して、電気制御式宅配ボックスを開けて荷物を受け取る仕組みです。
電気制御式宅配ボックスは、さらに以下の2種類に分かれます。
【オンライン管理式】
オンライン管理式の宅配ボックスは、ネットワークで管理会社とつながっています。
荷物が取り出せないなどのトラブルがあったときに、電話や遠隔操作などでサポートを受けられることがメリットです。
【自主管理式】
自主管理式の宅配ボックスは、オンライン管理式とは異なり、管理会社とつながっていないため、自主的に管理する必要があります。
トラブルがあったときには、アパートを管理している会社やオーナーが対応しなければなりません。
電気制御式宅配ボックスは、機械式宅配ボックスと比較すると、安全度は高いといえます。
それは、電気制御式は、不在票に暗証番号を書き入れる必要がないので、不在票を抜き取られて荷物が盗まれる心配がないためです。
しかし電気制御式宅配ボックスは、配線工事などが必要で、設置コストがかかります。
月々の管理会社に支払う管理費や電気代など、アパート経営するうえでのメンテナンスコストが増えることにも、留意しておくようにしましょう。
アパート経営で宅配ボックスを導入するコストと注意点
アパート経営で宅配ボックスを導入するのには、どれくらいのコストが発生するのでしょうか。導入時の注意点とあわせて解説します。
【宅配ボックスの導入コスト】
アパート経営でのメリットが大きい宅配ボックスですが、導入するためにはコストが発生します。
発生するコストは、導入する宅配ボックスのタイプによって異なります。
アパートのエントランスに置くロッカー型の宅配ボックスは、リースか買取をするのが一般的です。
リースであれば、初期費用を抑えて導入が可能で、メンテナンスサービスも受けられることから、アパート経営で大きな負担にはなりません。
ただし、毎月のリース費用が発生するので、長期的なアパート経営を考えると買い取ったほうがいい場合もあります。
買取型では、10世帯用として機械式の宅配ボックスを4つ設置した場合で、工事費を含めて25万~60万円程度見込んでおくといいでしょう。
アパート経営の一環として、宅配ボックスを導入したいけれども、予算があまりない、またはエントランスに十分なスペースがないケースもあります。
そのようなときには、部屋それぞれに小型の宅配ボックスを設置するのがおすすめです。
小型の宅配ボックスなら、ひと部屋につき2万円程度あれば設置できるので、コストを抑えての導入が可能です。
ただし、入居者の利便性は上がりますが、ロッカー型の宅配ボックスが備わったアパートと比較すると、魅力は落ちてしまうでしょう。
【宅配ボックスを導入する際の注意点】
宅配ボックスを導入するときには、注意点が3つあります。
一つ目の注意点は、機械式では暗証番号を記載した不在票を盗み取られることで、盗難トラブルが発生する可能性があることです。
入居者以外のアパートへの立ち入りには、十分注意する必要があります。
二つ目の注意点は、電気制御型でも自主管理式の宅配ボックスは、故障したときなどにすぐに対応できず、荷物を長時間取り出せない可能性があることです。
トラブルが発生してからの対処が遅れた場合には、入居者の不満が大きくなって、クレームにつながる恐れがあります。
三つ目の注意点は、宅配ボックスを設置しても、すべての宅配を入れられるわけではないことです。
たとえば冷蔵や冷凍の宅配ものは、いくら宅配ボックスがあっても入れるわけにはいきません。
また代金引換や、代金着払いの荷物も、宅配ボックスでの受け取りは不可能です。
宅配ボックスに入らないような大型の荷物も、当然ですが受け取りはできません。
アパート経営の一環で宅配ボックスを導入するときには、こういった注意点を、あらかじめ入居者に伝えておくことが大切です。
まとめ
インターネットの普及によって、宅配を利用する人が増え、アパート経営をしていくうえでも宅配ボックスの導入は効果があります。
宅配ボックスを導入すると、入居者は不在にしていても荷物を受け取れるメリットがあり、アパート経営者は入居率を上げられることがポイントです。
宅配ボックスには種類があり、それぞれ特徴があるので、予算や状況に応じて適切なタイプを選ぶようにしましょう。
弊社はお客様のさまざまなニーズにお応えできるようこれから全力で頑張ってまいります(^○^)
そのためには皆様の信頼や色んな方からのご指導をいただけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
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